文部科学省 魅力ある大学院教育イニシアティブ
  メカノインフォマティクス・カデット教育
  「楽力」によって実践力を磨く創造的ものつくりエリート教育
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活動報告

- メカノインフォマティクス・カデット教育プログラムの目的
  最近の大学院生は、各人の研究テーマのみに固執する傾向にあり、幅広い知識を必要とする真の実践力を身につけた人材の育成が困難になりつつあった。本教育プログラムの目的は、このような認識に基づき、インターデスプリナリな知識を集約し実践的な問題を設定・解決する能力をもち、世界で通用する人材「ものつくりエリート(カデット)」を育成するために、学習意欲・効果を高めることを可能とし、研究活動の楽しさを実感できるような新しい教育課程パラダイムを構築することにある。

- 教育プログラムの特色
本学の理念である「コミュニュケーションに関わる総合的科学技術の創造と人材育成」に則り、メカノインフォマティクス・カデット教育プログラムを実施する。その特徴を以下に示す。
(1) 機械・電気電子分野に本学の特徴である情報分野を融合した複合領域をカバーする分野横断型教育
(2) 学部特色GP「楽力により拓く創造的ものつくり教育」(楽力:学ぶことや作業することを楽しむ能力)での経験を生かした研究能力の開発および研究指導者の養成
(3) プロジェクト研究を自律企画運営でき、課題全体をマネージメントおよび指導する能力の開発
(4) 上級者に未修得者を教える資格を与え、教えることにより理解の深化を図る免許制度の導入



        
             カデット教育概要






- 年度別報告書

2014年度報告書
2013年度報告書
2012年度報告書
2011年度報告書
2010年度報告書
2009年度報告書
2008年度報告書
・2007年度報告書


「2014年度の大学院生の活躍(受賞歴)など詳細版」

- 中島瑞(博士前期)ら,学生プロジェクトの研究成果に対してロボカップジャパンオープン レスキュー実機リーグに出場し,計測自動制御学会システムインテグレーション部門賞を獲得.


- 田中絵里(博士前期)ら,学生プロジェクトの研究成果に対して日本機械学会第25回バイオフロンティア講演会フェロー賞受賞

- 田中絵里(博士前期)ら,学生プロジェクトの研究成果に対して日本機械学会若手優秀講演フェロー賞

- ラディアンフルコン(博士前期)が,2014 IEEE World Congress on Computational Intelligence (IEEE WCCI 2014) Travel Grants Winner受賞.

- 菊島達也(博士前期)らによる学生プロジェクト研究成果「脳波で動かすヘリコプタ」がTBSニュース番組「Nスタ」の「天才ロボット&念力 透明人間も実現可能!? 驚きの研究開発に潜入」において最先端研究成果として紹介.


- 小山佳祐(博士後期)らの研究成果が,日刊工業新聞に「視覚に頼らず物体キャッチ」として掲載

- 鈴木健治(博士前期)らがFA財団より平成24・25年度「論文賞」を受賞
 「ロボットハンド指先に付与したネット状近接覚センサ情報に基づく把持姿勢の決定」

- 梶原 俊也(博士前期)らによる学生プロジェクト研究成果「脳波で動かすヘリコプタ」が,ロボコンマガジン No.94,特集記事「ここまで来ている!人間の能力を拡張するBMIとロボットの世界」で紹介

- 藤田貴大(ポスドク)ら,特許出願,暗号化制御システムおよび暗号化制御,並びにプログラム,出願人 国立大学法人 電気通信大学,出願番号 特願2014-226964

- 田邉幸大(知能機械工学専攻博士前期1年)らが,The International Micro Robot Maze Contest (MAZE)にて,カテゴリー1 1位 および カテゴリー0 努力賞を受賞 
http://imd.eng.kagawa-u.ac.jp/maze/index.html

- Sungwan Boksuwan(博士後期)らが,学生プロジェクトの研究成果に対してICCAS 2014 best presentation award受賞


- 木村匠吾(博士前期)ら,RoboCup Japan Open 2014サッカー小型ロボットリーグ出場,予選Aリーグ1勝2敗 (2014.5)

- 伊藤唯(博士前期)らの災害ミッション飛行ロボットの実験(北海道JAXA大樹航空宇宙実験場)の報告記事が掲載.
http://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/kikaku/2014jikken.html

- 菊島達也(博士前期)らによる学生プロジェクト研究成果が泰電電業股份有限公司出版部門(台湾)のロボット業界誌に掲載


- 学生プロジェクトにて,慶應大学医学部耳鼻咽喉科,愛媛大学医学部耳鼻咽喉科,順天堂大学医学部耳鼻咽喉科,農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センターと共同研究

- 夏のオープンキャンパスにメカノインフォマティクス・カデット教育のブース展示と見学者に対応.




「2013年度の大学院生の活躍(受賞歴)など詳細版」

・学生プロジェクトの研究成果(Chenら)に対して,2013IEEE International Conference on Control System, Computing and Engineering (ICCSCE 2013) にてBest Paper Awardを受賞



・学生プロジェクトの研究成果(小倉 大介ら)に対して,2013 International Conference on Fuzzy Theory and Its Applications (iFUZZY2013) at Taipei, Taiwan.にてBest Paper Finalist受賞



・Kazuya Ogura(博士前期)らがIEEE ICIA & ICAL にて2013 Best Conference Paper of ICAL 2013を受賞

・小山佳祐(博士前期)が IROS2013 IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter Young Awardを受賞

・宮本一郎 (博士前期)が日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞

・勅使河原誠一(博士後期)が日本機械学会奨励賞(研究)を受賞

・景(博士前期課程)らが台湾の 淡江大学にて,カデット国際的連携プログラムの一環として実施しているUEC-TKUの遠隔制御実現.

・学生プロジェクト(野澤 俊平,新 雅裕,田畑利憲,いずれも博士前期)において,北京理工大学 知能ロボット研究所 黄強教授、余張国准教授らの研究グループとヒューマノイドの運動性能向上に関する研究開発,ヒューマノイドの運動高速化,ヒューマノイドの制御プラットフォームの開発

・田中絵里(博士前期)らが学生プロジェクト「埋め込み型骨導補聴器の開発」において慶應大学医学部,愛媛大学医学部と振動計測実験データの収集に成功.

・RADIAN FURQON(博士前期課程)ほか2名,災害用飛行ロボットの開発実験”」の学生プロジェクトの成果として,災害用飛行ロボットの開発実験を北海道大樹町(JAXA関連施設)で行ったことが十勝毎日新聞で新聞報道


・佐野拓真(博士前期課程)らが学生プロジェクト「耳管機能および鼓室腔体積計測装置の開発」において自治医科大学埼玉医療センターとの耳管機能および鼓室腔体積計測実験を成功

・菊島達也(博士前期)らによる学生プロジェクト研究成果に対して,テレビ朝日,モーニングバード「アカデモヨシズミ」企画「人類の進歩と調和…アカデミ博覧会Z!」で未来技術として脳波で操縦するヘリコプタが紹介.


・望月秀行(博士前期)らによる学生プロジェクト「骨削開装置の安全性評価」で山形大学医学部と共同で計測を実施.

・犬嶋 亙(博士前期),鮫島 功路(博士前期)ら,RoboCup Japan Open 2013 出場サッカー小型ロボットリーグ出場 予選Aリーグ4位

・カデット教育として,埼玉県 私立 西武文理中学・高校(高校生 15 名+引率教員 2 名)に対応

・台湾,淡江大学で学生プロジェクト成果の発表と意見交換交流

・大瀧直也(博士前期)らによる学生プロジェクト「内視鏡鼻科手術危険度モニタリングシステムの開発」において順天堂大学医学部と内視鏡手術中に発生する振動計測に成功

・学生プロジェクト成果として,特許出願4件

・学生プロジェクト成果として,海外発表9件

・夏のオープンキャンパスにメカノインフォマティクス・カデット教育のブース展示と見学者に対応.



「2012年度の大学院生の活躍(受賞歴)など詳細版」

・五十嵐広希(博士後期)ほか「ロボカップジャパンオープン2012」の「ロボカップ ジャパンオープン」の「レスキュー実機リーグ」にて優勝


・河合 大志(博士前期)ほか3名,「” 災害用飛行ロボットの開発実験”」の学生プロジェクトの成果として,災害用飛行ロボットの開発実験を北海道大樹町(JAXA関連施設)で行ったことが十勝毎日新聞で新聞報道


・妹尾俊明(博士前期)らによる学生プロジェクト研究成果に対してIEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter Young Researcher Award を受賞


・市河拓(博士前期)らによるカデット教育学生プロジェクトで開発した生体センサを搭載したマウス(第31回全日本マイクロマウス大会に出場し,特別賞を受賞)の研究成果が,2011年11月版の SPIE newsroom にinviteされる.


・羽石雅貴,国府田直人(博士前期)が;計測自動制御学会SI2012優秀講演賞を受賞

・中島 慧(博士前期)ら"勾配を有する路面におけるアクロボックスの転がり移動の安定解析について」",電気学会 産業計測制御技術委員会 優秀論文賞

・田中拓哉(博士前期)ほか「脳波による屋内ラジコンヘリコプターの操作」の学生プロジェクトの成果として,ニュース少年探偵団「探偵団は見たこれは欲(ほ)しい…科学(かがく)がつくる夢(ゆめ)の近未来(きんみらい)アイテムを体験(たいけん)」(BS-TBS)で放映される.


・細川 嵩(博士後期),新宅 啓志 (博士前期),らほか2名,ロボカップジャパンオープン2012 において,サッカー小型ロボットリーグ出場 リーグ 3 位

・夏のオープンキャンパスにメカノインフォマティクス・カデット教育のブース展示と見学者に対応.

・西伊豆小中学校を対象とした夏休み小中学生福祉体験学習「福祉・夢の近未来アイテム」の電気通信大学見学において,一部,カデット教育の学生プロジェクトの成果を紹介

・鈴木 学(博士後期)らほか2名,IEEE Fellow のWang 教授(Dean, Natioanl Central University),Su 教授の来学に伴う見学対応

・内門 知博(博士前期)ら,埼玉県 私立 西武文理中学・高校(高校生 2 名+引率教員 30 名)の見学対応



「2011年度の大学院生の活躍(受賞歴)など詳細版」

・広瀬一樹(M2)が2011年11月16日から18日まで中国香港で開催された、国際会議 4th International Conference of Asian Society for Precision Engineering and Nanotechnology (ASPEN 2011)において、BEST PAPER AWARDを受賞

       

・五十嵐広希(D3)ほか「ロボカップジャパンオープン2011」の「ロボカップ ジャパンオープン」の「レスキュー実機リーグ」において,Best in class Autonomy賞を受賞.

・倉持信行(M1)ほか3名、「”飛行ロボ実現へ実験 大樹拠点に電気通信大 被災情報収集用に開発”,学生プロジェクトの成果として,災害情報収集用に開発した飛行ロボット実験を北海道大樹町(JAXA関連施設)で行ったことが十勝毎日新聞で新聞報道

・大久保祐人(M1)ら,移動環境認識装置及び方法,特許出願

・茂木俊輔(M1)ら,物体検出装置とそれを適用したゲート装置,特許出願

・土田 隆太郎(M2) 繊細で自在な触れ合いのためのキャラクタ技術, CEDEC 2011 (Computer Entertainment Developers Conference)においてデモを行う, 2011年9月6日~8日, 横浜

・倉持信行(M1)ほか2名、”被災地撮影、飛行ロボで 電通大、実用化へ実験”
学生プロジェクトの成果として,被災地の空中撮影を全自動で行う飛行ロボットを開発JAXA航空宇宙実験場施設で実験の様子が北海道新聞に掲載.

・調布祭、オープンキャンパスにメカノインフォマティクス・カデット教育のブース展示と見学者に対応。
など