いろいろなロボコン大集合! ロボコンプロデュースコンテスト2007 本文へジャンプ
競技内容,審査方法,参加資格,賞,コピーライトについて
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競技内容:

 皆さんのグループは,それぞれロボコン企画会社です.すばらしいロボコンを企画してください.評価のポイントは「独創性」,「完成度」,「教育効果」,「プレゼン」の4つです.提出書類・プレゼンを総合して値段をつけて総合評価とします.高く売れるロボコン企画を考案してください.ロボコンの優劣は競技内容だけではありません.ロボコンを実施するためにはいろんな準備が必要です.その過程を模擬的に体験・シミュレーションしてもらいます.ロボコン企画はプレゼンテーションによって最終的に評価されます.どんなにすぐれた企画でも,その良さを決められた時間内にうまく伝えられなければ高値で買ってもらえません.プロモーションビデオ10分を含めて効果的なプレゼンテーションを行ってください.


このコンテストは,次の3つのプロセスからなっています.

(1)小・中学生を参加対象とするロボコンを考案する
1. 小・中学生を対象とした,わかりやすく楽しく,小・中学生への教育効果が期待できる競技(ロボコン)を企画する.参加チームには,実行委員会からロボットキット(山崎教育システム製)が配布される.企画するロボコンは,このロボットキットを用いて,小・中学生にも作ることができるロボットを用いた競技とすること.対戦形式は特に規定しない.ルールは子どもたちにも理解しやすいことが望ましく,また,教育効果を考慮して,子どもたちがロボットの機構に工夫をしやすい競技が望ましい.


(2)ルール集,運営マニュアル,競技フィールド,デモ用ロボット,プロモーションビデオを製作する
2. 競技の進め方・ルールなどを説明したロボコンのルール集と,このロボコンを実施するための運営マニュアルを作成する.
 ルール集は,参加者に配布されるもので,競技について小・中学生でもよく理解できるように記述すること.また,ロボットの製作についても必要な情報を記載すること.
 運営マニュアルは,ロボコンを実施しようとしているひとに必要な情報を与えるためのものである.ロボコン運営スタッフが,事前の準備から,当日の運営,事後の対応まで必要な作業と,その手順のすべてを記述すること.また,ロボコンの意義や競技の教育的効果についても記述する.A4の用紙サイズで作成すること.
 ルール集と運営マニュアルは事前に提出していただきます.
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3. 競技フィールドは3m×3m 以内とする.ただし,運搬などを考慮して,折りたたみ・分解などができるように設計すること.
4. 配布されたキットのほか,各チームで用意したものを自由に使える.フィールド上に置くものや,ロボットにつけるものなど,必要なものは各チームで調達する(自己負担).
5. プロモーションビデオ(10分程度)は,ビデオを見ただけで競技内容が理解できるもので,ルール説明のほかに,ロボットの作り方などについて説明しても良い.


(3)そのロボコンの内容・実施方法などについてプレゼン(発表)する
6. 当日は,考案したロボコンについてプレゼンし,実際に競技のデモを行う.プレゼンではプロモーションビデオも利用すること.
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7. プレゼン(デモ,プロモーションビデオを含む)時間は各チーム15分以内とする.



審査方法

 事前提出書類(ルール集と運営マニュアル)と競技の「独創性」,「完成度」,「教育効果」,「プレゼンテーション」を総合して評価し,審査員が「いくらならそのロボコンを購入したいか」値段を付け,審査員の値段の合計で優劣を競う.


参加資格

 大学・大学院の学生1名以上のチームによる.



 最優秀賞(1チーム,賞状および副賞)
 優秀賞(1チーム,賞状および副賞)

 特別賞(2チーム,賞状および副賞)



コピーライト
 競技に参加したロボコンの企画,ルール集,運営マニュアル,プレゼンテーション資料などのコピーライトは日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門メカトロニクス教育研究会に帰属するものとする.また,競技に参加したロボコン企画の概要は,後日,大会ホームページ上に掲載される.